毎日の掃除をもっとかんたんに、しかも安全にできたらいいなと思いませんか。
そんな願いをかなえてくれるのが、アルカリ電解水という洗浄剤です。
水を電気分解しただけのシンプルな成分でありながら、油汚れや手あかをスッキリ落とせると多くの家庭で愛用されています。
さらに、界面活性剤を使っていないため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えるのが大きな魅力でしょう。
とはいえ、「どこに使えるの?」「使っちゃいけない場所はある?」といった疑問をお持ちの方も多いはずです。
この記事では、アルカリ電解水が使える場所を網羅的にご紹介するとともに、使用時の注意点や効果を高めるコツまでくわしく解説します。
キッチンからリビング、トイレ、さらにはリモコンやおもちゃまで、家中のあらゆる場所での活用法がわかります。
最後まで読んでいただければ、あなたの掃除がもっとラクに、そして効率的になるはずです。
目次
アルカリ電解水の基本知識

アルカリ電解水を上手に使いこなすためには、まず基本的なしくみを理解しておくことが大切です。
どのような原理で汚れを落とすのか、ほかの洗剤とはなにが違うのかを知ることで、より効果的な使い方ができるようになります。
ここでは、アルカリ電解水の特徴と、よく比較される重曹やセスキ炭酸ソーダとの違いについてくわしく見ていきましょう。
アルカリ電解水とは?仕組みと特徴

アルカリ電解水とは、水を電気分解することで生成されるアルカリ性の水のことです。
水に微量の電解質を加え、電極に電気を流すことで、陽極側に酸性水、陰極側にアルカリ性水が生まれます。
このうち陰極側で生成されるものがアルカリ電解水であり、洗浄や除菌に活用されています。
市販されているアルカリ電解水の多くは、pH12からpH13程度のアルカリ性を示します。
この数値は一般的な石けん水(pH9〜10程度)よりも高く、より強い洗浄力を持っていることを意味します。
汚れを落とすしくみは、とてもシンプルです。
油汚れや皮脂汚れは酸性の性質を持っているため、アルカリ性のアルカリ電解水が中和・分解することで落ちやすくなるのです。
いわゆる「アルカリ洗浄」という方法で、化学薬品を使わずに汚れを浮かせて除去します。
アルカリ電解水のおもな特徴を以下にまとめました。
|
特徴 |
内容 |
|
主成分 |
水(電気分解された純水) |
|
pH値 |
約pH12〜13(製品による) |
|
洗浄原理 |
酸性汚れをアルカリで中和・分解 |
|
界面活性剤 |
不使用 |
|
二度拭き |
基本的に不要 |
|
乾燥後 |
水に戻るため残留物なし |
特筆すべきは、乾燥すると水と同じ状態に戻るという安全性の高さです。
従来の洗剤のように成分が残る心配がないため、食品を扱うキッチン周りや、赤ちゃんが触れるおもちゃにも気がねなく使えます。
また、二度拭きが不要なので、掃除の手間を大幅に減らせる点も見逃せません。
さらに、pH12.5以上のアルカリ電解水には除菌効果も認められています。
ウイルスや細菌の多くはアルカリ性の環境に弱いため、高pH値のアルカリ電解水を使えば、洗浄と除菌を同時におこなうことが可能です。
ただし、除菌効果を期待する場合は、購入時にpH値をかならず確認するようにしましょう。
pH値が低い製品では、十分な除菌効果が得られないことがあるためです。
- 油汚れ・皮脂汚れの洗浄:pH12以上が目安
- 除菌効果も期待する場合:pH12.5以上を選ぶ
- 頑固なギトギト汚れ:pH13程度の高濃度タイプが効果的
このように、アルカリ電解水は成分がシンプルでありながら、さまざまな汚れに対応できる万能クリーナーといえるでしょう。
他の洗剤(重曹・セスキ)との違い
ナチュラルクリーニングに興味がある方なら、重曹やセスキ炭酸ソーダもご存知かもしれません。
これらはアルカリ電解水と同じくアルカリ性の洗浄剤ですが、pH値や使い勝手に大きな違いがあります。
それぞれの特性を正しく理解して、掃除する場所や汚れの種類によって使い分けるのがおすすめです。
まず、それぞれの基本データを比較してみましょう。
|
項目 |
アルカリ電解水 |
重曹 |
セスキ炭酸ソーダ |
|
pH値 |
約12〜13 |
約8.5 |
約9.8 |
|
主成分 |
電気分解された水 |
炭酸水素ナトリウム |
炭酸ナトリウム+炭酸水素ナトリウム |
|
溶けやすさ |
そのまま使用可 |
溶けにくい |
溶けやすい |
|
二度拭き |
不要 |
必要(白く残る) |
必要な場合あり |
|
研磨効果 |
なし |
あり |
なし |
|
除菌力 |
あり(高pH製品) |
ほぼなし |
ほぼなし |
もっとも大きな違いはpH値の高さです。
アルカリ電解水はpH12以上と非常に高いアルカリ性を示しますが、重曹はpH8.5程度、セスキ炭酸ソーダでもpH9.8程度にとどまります。
pH値が高いほど油汚れを分解する力が強くなるため、換気扇やコンロ周りのギトギト汚れにはアルカリ電解水が最適といえるでしょう。
次に注目したいのが、二度拭きの必要性です。
重曹は水に溶けにくく、乾燥すると白い粉状の結晶が残ってしまいます。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも溶けやすいものの、やはり拭きあとが気になることがあるでしょう。
その点、アルカリ電解水は乾けば水と同じ状態になるため、二度拭きの手間がかかりません。
一方、重曹には研磨効果があるという独自のメリットがあります。
粉のままクレンザーとして使えば、シンクの水あかやこびりついた汚れを物理的にこすり落とせます。
アルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダにはこの効果がないため、こすり洗いが必要な場面では重曹の出番となるでしょう。
それぞれの洗剤に向いている場面をまとめると、以下のようになります。
- アルカリ電解水:油汚れ全般、除菌したい場所、二度拭きをしたくないとき
- 重曹:こびりついた汚れ、研磨が必要なシンクや鍋
- セスキ炭酸ソーダ:軽い油汚れ、日常的な拭き掃除
それぞれの洗浄剤に得意・不得意があるため、1つに限定せず場面に応じて使い分けるのがナチュラルクリーニングのコツです。
とくに、赤ちゃんがいるご家庭や食品を扱うキッチンでは、二度拭き不要で安全性の高いアルカリ電解水を中心に活用するとよいでしょう。
アルカリ電解水が使える場所一覧

アルカリ電解水の基本をおさえたところで、いよいよ本題に入りましょう。
ここからは、アルカリ電解水が使える場所を具体的にご紹介していきます。
キッチンやリビング、トイレといった家の各エリアはもちろん、リモコンやおもちゃなどの小物類まで、幅広い場所での活用法を解説します。
それぞれの場所に合った使い方のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
家の中で使える場所(キッチン・床・トイレなど)
アルカリ電解水は、家の中のさまざまな場所で活躍してくれる万能クリーナーです。
とくに油汚れが気になるキッチンでは、その洗浄力を存分に発揮します。
コンロ周りの油はね、換気扇のベタつき、冷蔵庫の取っ手についた手あかなど、日常的に発生する汚れをスッキリ落とせるでしょう。
各場所での活用法と効果を、以下の表にまとめました。
|
場所 |
主な汚れ |
使い方のポイント |
|
コンロ周り |
油はね、焦げつき |
スプレー後30秒〜1分放置してから拭き取る |
|
換気扇 |
油汚れ |
パーツを外してスプレーし、しばらく置いてから拭く |
|
冷蔵庫内外 |
食品の汁、手あか |
食品を出してからスプレーで拭き上げる |
|
シンク |
水あか、ぬめり |
全体にスプレーしてスポンジでこする |
|
フローリング床 |
皮脂汚れ、足あと |
雑巾にスプレーしてから拭く(直接かけすぎない) |
|
窓ガラス |
手あか、ほこり |
スプレー後マイクロファイバークロスで拭き取る |
|
トイレ(便座・床) |
尿汚れ、ほこり |
便座や床にスプレーして拭く |
|
洗面台 |
石けんカス、水はね |
全体にスプレーして乾いた布で拭き上げる |
キッチンでの使用は、アルカリ電解水のもっとも得意とするところです。
コンロ周りに飛び散った油は酸性の汚れですので、アルカリ電解水をスプレーするだけでみるみる分解されていきます。
とくに頑固な汚れには、スプレーした後30秒から1分ほど放置してから拭き取ると効果的です。
換気扇の油汚れにも非常に有効で、フィルターやファンを取り外してスプレーすれば、ゴシゴシこすらなくても汚れが浮いてきます。
冷蔵庫は食品を保管する場所だけに、洗剤の成分が残ることに抵抗がある方も多いでしょう。
その点、アルカリ電解水は乾けば水と同じ状態になるため、冷蔵庫の内側にも安心して使えます。
取り出した食品を戻す前にサッと拭くだけで、清潔な状態をたもてるでしょう。
フローリング床の掃除にもアルカリ電解水は適しています。
ただし、直接床にスプレーしすぎると水分が多くなり、木材に悪影響を与える可能性があります。
雑巾やモップにスプレーしてから拭き掃除をするのがおすすめです。
足あとや皮脂汚れがスッキリ落ち、サラサラとした気持ちのよい床に仕上がります。
窓ガラスは、手あかやほこりが目立ちやすい場所です。
アルカリ電解水をスプレーした後、マイクロファイバークロスで拭き取ると、拭きスジを残さずピカピカに仕上げられます。
普通の雑巾だと繊維が残ることがあるため、ガラス専用のクロスを用意しておくとよいでしょう。
トイレ掃除にも活用できます。
尿汚れはアルカリ性のため、本来は酸性洗剤のほうが効果的です。
しかし、日常的な軽い汚れや便座表面のベタつきなら、アルカリ電解水で十分に対応できます。
床に落ちたほこりや髪の毛もいっしょにサッと拭き取れるため、毎日のこまめな掃除に向いています。
- キッチン:コンロ、換気扇、冷蔵庫、シンク、電子レンジ
- リビング:フローリング床、窓ガラス、テーブル、照明スイッチ
- トイレ・洗面所:便座、床、洗面台、鏡
- 玄関:ドアノブ、靴箱の外側、たたき
このように、アルカリ電解水は家のあらゆる場所で使える便利なアイテムです。
1本用意しておけば、場所ごとに洗剤を使い分ける手間がなくなり、掃除がグッとラクになるでしょう。
小物や家電で使える場所(リモコン・おもちゃ・電子レンジなど)
アルカリ電解水は、家の中だけでなく毎日手にふれる小物類や家電製品の掃除にも大活躍します。
これらのアイテムは直接肌にふれる機会が多いため、洗剤の成分が残ることに不安を感じる方もいるでしょう。
その点、アルカリ電解水は乾けば水と同じになるため、安心して使用できます。
とくにおすすめしたいのが、リモコンやドアノブなど、多くの人が頻繁に触れる場所です。
これらの場所には手あかや皮脂がつきやすく、目には見えない細菌やウイルスが付着している可能性があります。
アルカリ電解水で定期的に拭き取れば、清潔な状態をたもてるでしょう。
各アイテムでの使い方は以下のとおりです。
|
アイテム |
汚れの種類 |
使い方と注意点 |
|
リモコン |
手あか、皮脂 |
クロスにスプレーしてから拭く(直接かけない) |
|
スマートフォン |
指紋、皮脂 |
電源を切り、クロスで軽く拭く |
|
パソコンのキーボード |
手あか、ほこり |
クロスに少量つけて丁寧に拭く |
|
ドアノブ |
手あか、細菌 |
直接スプレーして拭き取ってOK |
|
照明スイッチ |
手あか |
クロスにスプレーして拭く |
|
電子レンジ内部 |
食品の飛び散り |
スプレーして拭き取り、仕上げに乾拭き |
|
おもちゃ |
よだれ、手あか |
スプレーして拭き取るか、つけ置き |
|
メガネ |
指紋、皮脂 |
少量をレンズにたらして拭く |
|
車のハンドル |
手あか、皮脂 |
クロスにスプレーしてから拭く |
リモコンやスマートフォンなどの電子機器に使うときは、かならずクロスにスプレーしてから拭くようにしましょう。
直接スプレーすると、ボタンの隙間や充電口に水分が入り込んで故障の原因になりかねません。
やわらかいマイクロファイバークロスを使うと、本体を傷つけずにキレイに仕上げられます。
電子レンジの内部は、食品の飛び散りや油汚れがつきやすい場所です。
温めた食品から出る蒸気で汚れがこびりつき、放置するとニオイの原因にもなります。
アルカリ電解水をスプレーして拭き取れば、油汚れもニオイもスッキリ解消できるでしょう。
食品を扱う場所ですが、アルカリ電解水は安全性が高いので安心して使えます。
小さなお子さんがいるご家庭では、おもちゃの掃除にぜひ活用してほしいところです。
赤ちゃんはおもちゃを口に入れることが多いため、従来の洗剤を使うのはためらわれるかもしれません。
しかし、アルカリ電解水なら成分が残らないので、乾いた後は安心して子どもに渡せます。
プラスチック製のおもちゃなら、スプレーして拭くだけでなく、ぬるま湯に少量のアルカリ電解水を混ぜてつけ置き洗いする方法も効果的です。
メガネの汚れ落としにも意外と便利です。
レンズについた指紋や皮脂汚れが、少量のアルカリ電解水でスルッと落ちます。
ただし、特殊なコーティングが施されているレンズの場合は、コーティングが剥がれる恐れがあるため事前に確認してください。
- 毎日触れるもの:リモコン、スマホ、ドアノブ、スイッチ
- 家電製品:電子レンジ内部、冷蔵庫の取っ手、エアコンの吹き出し口
- 子ども用品:おもちゃ、ベビーチェア、ベビーベッドの柵
- 身のまわり品:メガネ、車内、ペット用品
このように、アルカリ電解水は家じゅうのあらゆるアイテムに使える汎用性の高いクリーナーです。
とくに口に入る可能性があるものや、肌に直接ふれるものの掃除には最適といえるでしょう。
1本あれば、家族全員が安心して暮らせる清潔な空間づくりに役立ちます。
アルカリ電解水の注意点と使い方のコツ

万能なイメージのあるアルカリ電解水ですが、実はすべての場所や素材に使えるわけではありません。
使い方を誤ると、素材を傷めたり変色させたりするおそれがあります。
ここでは、アルカリ電解水を使ってはいけない場所や素材と、効果を最大限に引き出すための正しい使い方について解説します。
せっかくの便利なアイテムを安全に長く活用するために、ぜひおさえておきましょう。
使えない場所・素材(無垢材・革製品・金属など)
アルカリ電解水は多くの場所で活躍しますが、一部の素材には使用を避けるべきです。
アルカリ性の成分が素材と反応して、シミや変色、腐食などのトラブルを引き起こすことがあります。
取り返しのつかないダメージを与えてしまう前に、使えない素材をしっかり把握しておきましょう。
使用を避けるべきおもな素材と、その理由は以下のとおりです。
|
素材 |
使用を避ける理由 |
代わりの掃除方法 |
|
無垢材・白木 |
シミや変色が起こる |
乾拭きまたは専用ワックス |
|
ニス・ワックス塗装の木材 |
塗装が剥がれる |
固く絞った雑巾で水拭き |
|
革製品(本革) |
変質・硬化する |
革専用クリーナー |
|
アルミニウム |
腐食・変色する |
中性洗剤で拭く |
|
銅・真鍮 |
腐食・黒ずみが出る |
専用の金属磨き |
|
漆器 |
塗装が剥がれる |
やわらかい布で乾拭き |
|
大理石・御影石 |
くもり・変色する |
石材専用クリーナー |
|
宝石・貴金属 |
変色・くもりが出る |
宝石専用クリーナー |
|
液晶画面(コーティングあり) |
コーティングが剥がれる |
専用クリーナーまたは水拭き |
|
車の塗装面 |
ワックスが落ちる |
カーシャンプーを使用 |
もっとも注意が必要なのは、天然木材や革製品です。
無垢材のフローリングや白木の家具は、アルカリ成分を吸収してシミになってしまいます。
いちど染みこんだシミは落とすのが非常に難しいため、これらの素材にはかならず専用のケア用品を使いましょう。
革製のソファやバッグ、靴なども同様です。
アルカリ電解水が革の油分を分解してしまい、硬くなったりひび割れたりする原因になります。
高価な革製品を傷めないよう、革専用のクリーナーを使ってお手入れしてください。
金属製品のなかでも、アルミニウム、銅、真鍮は要注意です。
これらの金属はアルカリ性に弱く、腐食や黒ずみが発生する可能性があります。
アルミ製の換気扇フィルターや銅製の調理器具には使わないようにしましょう。
ただし、ステンレス製品であれば基本的に問題なく使用できます。
漆器や大理石などのデリケートな素材も、アルカリ電解水とは相性がよくありません。
漆塗りの食器や大理石のテーブルは、一見丈夫そうに見えても表面が傷みやすいのです。
高価なものが多いだけに、取り扱いには十分注意しましょう。
液晶画面については、コーティングの有無がポイントになります。
最近のスマートフォンやテレビの画面には、指紋防止や反射防止のコーティングが施されていることがほとんどです。
アルカリ電解水を直接かけると、このコーティングが剥がれてしまう可能性があります。
液晶画面を掃除するときは、専用のクリーニングシートを使うか、水で軽く湿らせたクロスで拭くのが安全です。
- 木材関連:無垢材、白木、ニス塗装、ワックス塗装の家具
- 革・布関連:本革製品(合皮は使用可能な場合あり)
- 金属関連:アルミ、銅、真鍮(ステンレスはOK)
- 高級素材:漆器、大理石、宝石類
- 電子機器:コーティングされた液晶画面
判断に迷ったときは、目立たない場所で少量を試してから使うのがおすすめです。
万が一変色やシミが出ても、目立たない部分なら被害を最小限におさえられます。
効果を高める正しい使い方と保存方法
アルカリ電解水の洗浄力を最大限に発揮させるには、正しい使い方を知っておくことが重要です。
ただスプレーして拭くだけでも効果はありますが、ちょっとしたコツを押さえるだけで、より効率的に汚れを落とせるようになります。
また、保存方法を間違えるとアルカリ性が弱まってしまうため、適切な管理も欠かせません。
効果的な使い方と保存のポイントを、以下の表にまとめました。
|
項目 |
ポイント |
詳細 |
|
スプレー後の放置時間 |
30秒〜1分 |
汚れに浸透させてから拭き取る |
|
頑固な汚れへの対処 |
湿布法を活用 |
キッチンペーパーをかぶせて15〜30分放置 |
|
拭き取りに使う布 |
マイクロファイバー |
繊維が残らずキレイに仕上がる |
|
保存場所 |
冷暗所 |
直射日光・高温を避ける |
|
使用期限の目安 |
6か月〜1年 |
開封後は早めに使い切る |
|
容器 |
遮光ボトル推奨 |
紫外線でアルカリ性が低下するため |
もっとも基本的なコツは、スプレーした後にすぐ拭き取らないことです。
アルカリ電解水は、汚れに浸透して分解するまでに少し時間がかかります。
スプレーしたら30秒から1分ほど待ち、汚れが浮いてきたところを拭き取ると、少ない力でスルッと落とせます。
換気扇のギトギト汚れなど、特に頑固な汚れには**湿布法(シップほう)**が効果的です。
アルカリ電解水をたっぷりスプレーした後、キッチンペーパーやラップをかぶせて15分から30分ほど放置します。
汚れにアルカリ成分がじっくり浸透し、こすらなくても拭き取れるレベルまで分解されるでしょう。
年末の大掃除など、たまった汚れを一気に落としたいときにおすすめの方法です。
拭き取りには、マイクロファイバークロスを使うのがベストです。
普通の雑巾やティッシュだと繊維が残ってしまい、せっかくキレイにした場所にホコリのように見える跡が残ることがあります。
マイクロファイバーの細かい繊維が汚れをしっかりキャッチし、拭きスジのない仕上がりを実現します。
保存方法も洗浄効果に大きく影響します。
アルカリ電解水は紫外線や高温にさらされると、アルカリ性が低下して洗浄力が落ちてしまうのです。
直射日光の当たる窓際や、温度が上がりやすいコンロ周りには置かないようにしましょう。
できれば遮光性のあるボトルに入れ、流しの下や戸棚の中など冷暗所で保管するのがおすすめです。
使用期限については、開封後は6か月から1年を目安に使い切るのが理想的です。
未開封であっても、製造から2年ほど経過すると効果が落ちてくる場合があります。
大容量のボトルを買うとお得ではありますが、使い切れる量を購入するほうが結果的には経済的でしょう。
- 基本の使い方:スプレー→30秒待つ→拭き取る
- 頑固汚れ:スプレー→キッチンペーパーで覆う→15〜30分放置→拭き取る
- 仕上げ:マイクロファイバークロスで乾拭き
- 保存:冷暗所で保管、直射日光と高温を避ける
- 期限:開封後6か月〜1年で使い切る
これらのポイントを守れば、アルカリ電解水の持つ洗浄力を余すことなく活用できます。
正しい使い方と保存方法を習慣づけて、いつでも最高のパフォーマンスを引き出しましょう。
まとめ

この記事では、アルカリ電解水が使える場所について、基礎知識から具体的な活用法、注意点までくわしく解説してきました。
水を電気分解しただけというシンプルな成分でありながら、油汚れや手あかをしっかり落とせるアルカリ電解水は、毎日の掃除の心強い味方です。
界面活性剤を使っていないため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して活用できるでしょう。
改めて、アルカリ電解水が使える場所をおさらいしておきます。
キッチンでは、コンロ周り、換気扇、冷蔵庫、電子レンジ、シンクなど、油汚れが発生しやすい場所に最適です。
リビングでは、フローリング床、窓ガラス、照明スイッチなどの拭き掃除に活躍します。
トイレや洗面所でも、便座や床、洗面台の日常的な掃除に使えます。
さらに、リモコン、スマートフォン、おもちゃなど、肌にふれる小物類の掃除にも安心して使えるのが大きな魅力です。
一方で、無垢材、革製品、アルミなどの金属、漆器や大理石といった素材には使用を避ける必要があります。
これらの素材にはシミや変色、腐食のリスクがあるため、専用のケア用品を使いましょう。
効果を最大限に引き出すためには、スプレー後に30秒〜1分ほど放置してから拭き取ることが大切です。
また、直射日光や高温を避けた冷暗所で保管し、開封後は6か月から1年を目安に使い切るようにしてください。
アルカリ電解水を上手に活用すれば、家中の掃除がグッとラクになります。
この記事を参考に、ぜひあなたの毎日の掃除に取り入れてみてください。
清潔で快適な暮らしの実現に、きっと役立つはずです。