アルカリ電解水は、水100%を原料としていて、家の掃除に役立つアイテムです。洗剤を使えない箇所も、拭くだけできれいに掃除できるので、幅広い用途で人気があります。
そんなアルカリ電解水ですが、車のボディを洗うときに使っても大丈夫なのでしょうか。
今回の記事では、アルカリ電解水の性質を理解しながら、掃除ができる箇所・できない箇所を見ていきましょう。
目次
1.アルカリ電解水を車のボディ洗車に使うのはダメ
結論から言いますと、車のボディ洗車にアルカリ電解水を使ってはいけません。これには、アルカリ電解水の性質が関係しています。性質を簡単に説明しましょう。
水は、電気を流した時にアルカリ性と酸性に分かれます。このうち、アルカリ性の水が「アルカリ電解水」と呼ばれます。
アルカリ電解水は強アルカリ性の性質を持ち、水よりも浸透力が高い性質を持っているのです。
アルカリ電解水で、多くの汚れがきれいに落とせるのは、汚れが酸性の性質を持つためです。酸性とアルカリ性が中和し、汚れが落ちやすくなります。
①アルカリ電解水は車の塗装を分解してしまう可能性有り
車の塗装に、アルカリ電解水を使用してはいけない理由は、塗装のコーティングが剥がれる可能性があるためです。
ボディの原料であるアルミニウムや、塗装に良く使われるガラスは、アルカリに弱いとされており、金属を分解したり素材を痛めたりしてしまいます。
アルカリ電解水は、汚れを落とす力が強いあまり、落としたくない塗装まで落ちる恐れがあるため、ボディの洗車には使わないように気をつけましょう。
2.車の内部清掃でのアルカリ電解水の使える場所をご紹介
車をきれいにするのに、アルカリ電解水を活用したいのは、車の内部を清掃する場面です。
それぞれの場所を掃除するにはどのようにしたら良いのかを紹介します。
なお、アルカリ電解水から手を保護するために、掃除の際にはゴム手袋などを使うと安心です。
①手垢や油の付着しているハンドル周りの清掃
車のハンドルには、手垢や油がたくさん付着しています。これらの汚れを落とすのに、アルカリ電解水が効果的です。ハンドルの周辺には、カーナビやエアコンの送風口など、水に弱い機器があるため、直接ハンドルに電解水をかけるのは避けた方が安心です。マイクロファイバークロスなどにアルカリ電解水を染み込ませ、汚れを拭き取りましょう。
ただし、ハンドルにカバーをかけている場合は要注意です。カバーの素材が本革であれば、シミになってしまう恐れがあるため、アルカリ電解水をかけてはいけません。
ハンドルのすぐ近くにあるダッシュボードの掃除にも、アルカリ電解水が活躍します。ハンドルと同じように、クロスを使ってきれいにしましょう。
②目には見えない汚れが付着しているシートの清掃
車内のシートにも、さまざまな汚れが付着していますので、できるだけ定期的に掃除したいものです。そんなときにも、アルカリ電解水が大いに役立ちます。
汚れている部分に、直接アルカリ電解水を吹きかけ、マイクロファイバークロスなどで拭き取りましょう。こうするだけで、かなり汚れや黒ずみを落とせます。車専用の商品でなくとも問題ありません。
③色々な汚れが付着しているチャイルドシートの清掃
子どもとのお出かけの必須アイテムであるチャイルドシートには、食べ物や飲み物などの汚れが蓄積しがちです。アルカリ電解水を使って掃除すると、汚れを落とせるだけでなく、除菌・消臭効果も期待できます。
さらに、界面活性剤も含まれていませんので、肌にやさしいのも大きなメリットです。
掃除方法は、大人用のシートと同様です。アルカリ電解水が、金属部分にかからないよう注意しましょう。
④革製シートと窓の掃除は要注意
ハンドルの部分で紹介したように、本革など革製のカバーやシートを使っている場合には、アルカリ電解水がかかるとシミになるため、使用を控えましょう。
また、窓に使われているガラスも、アルカリに弱い性質があるため、窓掃除にも適していません。
これらの掃除には、専用の製品を使って汚れを落としましょう。
3.車だけでなく家の中の色々な場所の掃除に使えるアルカリ電解水
アルカリ電解水は、車だけでなく、家の中のあらゆる場所をきれいにすることができます。
キッチンの油汚れをはじめ、ダイニングテーブル、床、子どものおもちゃ、パソコン、腕時計のベルト(時計が生活防水であり、ベルトが金属であれば可能)、ドアノブなど、毎日の掃除をしやすくするのに役立ちます。
4,アルカリ電解水はくらしの市場で手に入れよう
①マイヘルパーION MAXがおすすめ
アルカリ電解水を購入するには、くらしの市場でご紹介している「マイヘルパーION MAX」がおすすめです。
汚れに浸透しやすい強力な洗浄力が特徴で、二度拭きの手間もなく、毎日の掃除の手間を軽減できます。
マイヘルパーION MAXをフキンに吹きかけて拭き取るだけという簡単さなので、汚れに気づいたらすぐに掃除できるのも嬉しいですね。おうちの掃除に、ぜひ取り入れてみてください。